アントマン&ワスプ、ロッキー、TAITANS(ネトフリ)
アントマン&ワスプ、ロッキー、TAITANS(ネトフリ)
ダンガル・バーフバリ・日本で一番悪いやつら
ダンガル
親父の肉体改造が凄い。撮影開始はマッスル→デブではなくデブ→筋肉という難題を克服。娘役の女優もレスリングを一から始めたとは思えない技術。本物を追求する凄さが感動をさらに引き立てる。
バーフバリ
インドエンタメ冒険活劇。勧善懲悪、徐々にエスカレートしていく主人公の現実を超越したアクションが観ていて気持ちいい。各俳優ごとのドヤ顔が印象的。一番のドヤは主人公で自信に満ち溢れたドヤが最初は鼻につくが後半は見栄のように感じこれもまた観ていて気持ちいい。
日本で一番悪い奴ら
綾野剛のばかやろーこのやろーセリフがこれまでのイメージとは違って新鮮。2枚目も三枚目も行けるのは売れてる証拠なのかも。成り上がりから一気に下降していくストーリー展開はグッドフェローズ、ブロウ、ウルフオブウォールストリートを思わせ実録モノの醍醐味が詰まった良作だった。自分がこの手の作品が好きなのは、たとえ最後は犬死しようとも欲望の果てまで一度は上り詰めてみたいという憧れだろう。だけど犬死はしたくない、だからこういう作品で溜飲を下げながらも娯楽に留める。非現実と捉えることである種の諦めを決めている。けど成功者(善も悪も含めて)は物語に出てくるような後先を考えず突き進む人間なのだろうとも思う。
『ザ・コンサルタント』ほか5月8日〜5月28日映画・漫画・テレビ鑑賞記録
映画
『ザ・コンサルタント』
ドラマ
アイアンフィスト
13の理由
漫画
狭い世界のアイデンティティー(1) (モーニングコミックス)
- 作者: 押切蓮介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/04/21
- メディア: Kindle版
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お笑い
2度観たら2度美味しい『この世界の片隅に』ほか4月18日〜5月7日映画・漫画・テレビ鑑賞記録
皆さん今回のG.W、いかがお過ごしだったでしょうか?
楽しく過ごした方、お仕事されてた方、様々だと思います。かく言う僕は5日間引きこもり。何をするともせず、ただただ家にこもりamazonビデオとNetflixを眺めていました。
そんな事はどうでも良いので、鑑賞記録さっさといきます。
映画
『この世界の片隅に』
シネ・リーブル池袋にて鑑賞。半年ぶり2回目です。前回は終戦後シーンから涙腺が決壊し、エンドロールでさえも泣いてしまう始末だったのですが、今回は冒頭で泣く。すずさんに会えた喜びと、前回のラストを思い出しての泣きでした。その後は、冷静に鑑賞。ストーリーは分かっているので一歩離れた視点で観ることができました。映像の美しさや、登場人物達の心の機微など初回では気付かなかった点も分かり2回目も大満足。
また何度も言われていますが、主人公すずを演じるのんさんの「この人しかいない」感に改めて納得。この女優さんは憑依型とかではなく、作品との運命的な出会いに恵まれた人なのかなと思います。上手く説明ができませんが、「なりきる」ではなく「元々そうだった」役を演じる女優さんだなと。今後も活躍が楽しみです。
ロングラン上映が続く同作ですが、今後もどこかしらの片隅で常に上映が続いて欲しいと思います。漫画もおすすめです。
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 』
世界的人気を誇る大ヒットファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズ完結から5年を経て、新たに送りだされるシリーズの第1作。原作者J・K・ローリングが自ら脚本を手がけ、実際に発売もされたホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダーが繰り広げる大冒険を描く。
amazonビデオにて鑑賞。魔法冒険モノで楽しめました。ハリポタもそうですが、この作者の良いところは世界観の徹底。魔法界のルール、生活を事細かに設定している点です。人間界とは違うルールやしきたりを描くことでより現実感が増してきます。映像技術が発展し小説との表現に差異がなくなった今、よりSFファンタジーものは進化していくのではないでしょうか。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
amazonビデオにて鑑賞。こちらも2度目。前回は呑みながらのため記憶がほぼ皆無でして。ラストに至ってはほぼ覚えておらず。「なんかつまんなかったなー」の印象でしたが。。シラフで観たら「良いじゃないか!」でした。負け犬達のワンス・アゲインものですが、そこまで負けてないかなと。今まで私利私欲で動いていた人間が、人類を救う決断をすることで強い力を持つ所はシビレました。パート2が来週公開で楽しみです。
『 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
amazonビデオにて鑑賞。スターウォーズシリーズのスピンオフもの。そこまでスターウォーズ好きではないのですが、楽しめました。宇宙での戦闘シーン(特にドッグファイト)はルーカスを尊重しつつも現代版に進化させている点など、知ってるお父さんにも知らない子供にも楽しめる作品でした。いくらでもスピンオフが作れそうな同作品。ディズニー怖い(いい意味で)と思います。
『ビッグ・リボウスキ』
Netflixにて鑑賞。1998年の公開当時。確かパルコだったと思うのですが、オサレ映画としてCM等でガンガン推してた記憶があります。当時トレスポとかバッファロー66とかファッション&ミュージック系単館シネマを推してた時期で。この作品もそういう感じでフィーチャーされたのですが、結局観てませんでした。観た感想は「パルコじゃねーじゃん」でしたが、面白い作品でした。当時の推し方が間違ってたなと。内容は地元の無職おじさんたちの一騒動なので。オサレ派閥より童貞派閥にウケる作品でした。例えが合ってないかもですが、ロサンゼルス版木更津キャッツアイ。登場人物のダメっぷりは最高で将来ああなりたいと憧れる作品です。
『 SRサイタマノラッパー3 ロードサイドの逃亡者』
amazonビデオにて鑑賞。またまたこちらも2回目です。現在テレ東にて放送中の深夜ドラマ『SRサイタマノラッパー~マイクの細道~』の元となる映画作品の第三弾です。『SRサイタマのラッパー』シリーズはホントに大好きな作品で1~3までどれもファンです。夢を追うことの理想と現実。悲しさと素晴らしさを描いた良作です。ラップ好きならずとも観て損はない作品です。
『 ベルセルク 黄金時代篇 Ⅰ~Ⅲ』
Netflixにて鑑賞。もう何回観るんだよ(読むんだよ)!自分へのツッコミです。数年前に映画化された大ヒット漫画のアニメ映画版です。描かれているのは第一次ベルセルクブームを巻き起こした黄金時代編。世界覇者を目指すグリフィスと命を削ることでしか自己を見いだせない主人公ガッツの出会いと決別までを描いた作品。
ストーリーは言わずもがななのですが、この作品を読むたびに思うのはグリフィスとガッツの関係性。友情と片付けれはそれまでですが、恋人。親子。リア充と非リア。読むたびに二人の関係性が何なのか考えされられます。今回観て思ったのが、中小企業の社長とその右腕。会社がこれからって時に右腕が「俺、自分でやること見つけたいんで」と告げて退社。それを知った社長が起こした行動とは!?
いろいろ面倒臭くなります。この社長の悪いところは嫌なことがあるとセックスに逃げる癖があり、最後はトンデモないことになります。英雄色を好むとは言いますが、自重も必要かと。しかし、この後の展開をみると社長もなかなかの手腕を見せます。もう、右腕が届かない世界になるわけですが。現在も続く同作品、最終的にはこの二人がどう対峙するのかが気になります。
お笑い
東京03『第18回東京03単独公演「明日の風に吹かれないで」』
amazonビデオにて鑑賞。力尽きたので記録まで。良かったです。
amazon Fire TV Stickでアニメ三昧『幼女戦記』ほか4月3日〜17日映画・漫画・テレビ鑑賞記録
気がついたら桜は散っていて、気がついたら半年経っていて、気がついたら3年経っていて。なんてことになり兼ねない。もうなっているかもしれない今日この頃です。
4月8日、注文したアマゾンのfire stick TVが届きTVにブスリ。amazonプライムビデオはもちろん、Netflixやhulu、GYAOなどなど有料・無料動画コンテンツも見ることができてまあ便利です。AbemaTVも視聴できるのですが、番組数も多く今後チェックしようかと。格闘チャンネルがあることもポイントの一つで、過去の新日の試合も放送しているで良い感じです。
購入の理由はこれまで5年間以上使い古したPS3で観ていたのですが、ファン音が凄まじく辟易していたところでして(ファンを掃除したらなんとかなりそうですが)。fire stick TVのおかげで騒音なく動画を楽しむことができます。
そんなこんなで2週間が経ってしまいブログを1週明けてしまいました。ここらで気合を入れ直して次週も続けます。
というわけで鑑賞記録です。
アニメ
幼女戦記
シカゴ学派な超リアリストのエリートサラリーマンだった主人公。ある日、自分がリストラを勧告した社員の逆恨みによって駅のホームから突き落とされ死亡(※明確にこの社員の犯行と分かるのはアニメ版のみ)するも、創造主を自称する「存在X」から悔悛を強要され、異世界へと転生させられてしまう。
萌え要素は見た目だけのダークヒーローもの。主人公が幼女ではなくても楽しめるのではないかと。幼女と付けただけに、幼女嫌いの人を遠ざけている感さえあります。僕もちょっと初めは観るのに躊躇しました。見始めると面白い、戦況をシビアに分析しピンチを切り抜けるところ、皮肉屋で軍の縦社会に疑問を抱きつつもそつなくこなしていくあたりは、『皇国の守護者』の主人公に似ている面もあります。アニメでは続編がありそうな予感。てか絶対あると思うのですが、楽しみです。次回は復讐の連鎖がテーマになるのでしょうか。
netflixで配信中です。
龍の歯医者
彼の国には龍が棲んでいる──神話によれば、古の人々との契約により、龍は人を助け、人は龍を助けるという…舞台は “龍の国”。主人公は、国の守護神 “龍”を虫歯菌から守る新米・歯医者の野ノ子。隣国との戦争が激化する中、ある日彼女は、龍の歯の上で気絶した敵国の少年兵を見つける。少年の名はベル。大きな災いの前に龍が起こすと言われる不思議な現象で、巨大な歯の中から生き返ったものだった。
タイトルだけで「なんじゃ!」と気になる作品です。こちらも戦争下で繰り広げらる冒険もの。運命を受け入れた少女と受け入れられない少年が力を合わせて困難に立ち向かう。今まで見たことのない、虫歯との戦い。歯医者仲間たちのキャラクターも魅力的で映像・ストーリー共に楽しい作品です。映画作品でも良かったかなーと個人的には思います。
アマゾンプライムで配信中です。
ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第四部
こちらはNetflixで鑑賞。まあ、これのせいで土日を潰したのですが、、。みなさんご存知の名作漫画のアニメ化第4弾です。1部からチラチラと観ていたのですが、全く観なくなってしまっていて。リアルタイムで第三部までは思い出せるのですが、第四部はうろ覚え。Netflixでの配信スタートを気に見始めました、、、がこれがよくない。なんだグレートに面白いじゃあないか。といった感じで観終わったのは日曜深夜3時。結局最後まで観てしまいました。
Netflixで配信中です。
ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない Vol.10<初回仕様版>Blu-ray
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これが由来と今更ながら知りました。『駆け込み女と駆け出し男』ほか3月27日〜4月2日映画・漫画・テレビ鑑賞記録
平日電車の混み具合が気になります。おそらく新入社員の方々や4月からの転職の方々のせいなのでしょうか。しかし数ヶ月先になると元に戻るのが通例。今年はなるべく混み具合が続いて欲しいものです。
4月に入社・転職。のすぐ一ヶ月後にゴールデンウィーク、やっと慣れてきたころに大型連休って新卒の方々には以外ときついのでは。やっと慣れてきた頃に5連休とか。一気に学生気分にタイムスリップ。だりー、行きたくないよー病にかかる人も多いかと。現にそういう人も見てきているし。社会人の第一関門は意外と大型連休なのかもしれません。
新入社員の方頑張ってください!
ってことでボンクラ中年の鑑賞記録です。サクッといきます。
映画
『ボンド・ストリート』
ケニア共和国、ナイロビで暮らす4人のストリートチルドレンの生活を追ったドキュメンタリー。問題となっているのが子供達に蔓延している、接着剤の吸引。シンナーと同じく有機溶剤の吸入でラリった子供達がほとんど。それを起因とするHIVの感染等、行き場のない子供達の現状を写します。接着剤メーカーや、政府にも取材を行いますが、現状の解決策は特にないまま。接着剤吸引問題の撲滅に励む人物や団体もこの作品にはいませんでした。この子達はこのまま救済もされず、見えないものとして葬られる予感も。改善の希望も持つことができず、この先どうなって行くのか。不安になりつつも数日後には僕自身もこの子供達も忘れていることでしょう。いつかこれらが仇となり、己に返ってくるのでしょうか。
『駆け込み男と駆け出し女』
舞台は江戸時代の鎌倉。幕府公認の駆込み寺・東慶寺には離縁を求める女たちがやってくるが、寺に駆け込む前に、御用宿・柏屋で聞き取り調査が行われる。柏屋の居候で戯作者に憧れる駆出しの医者でもある信次郎は、柏屋の主・源兵衛とともに、ワケあり女たちの人生の新たな出発を手助けすることに。
今更ながら駆け込み寺の由来を知りました。。。勉強になりました。DV系、浮気系亭主と別れたいでも江戸時代だから色々厳しくて、、ってことでお寺に駆け込む女達と駆け込み寺に居候する口達者な主人公の2年間を描いた作品。僕の時代劇っていうのは戦国時代や侍チャンバラ系だったのですが、この作品は時代劇生活ものというか。江戸時代の生活様式や風俗等も描かれていて新鮮でした。『この世界の片隅に』では、戦時中の日常生活が現代とも地続きになっている点が共感、感動を誘う要素の一つになっていました。この作品も江戸時代の人々と現代人の僕たちとも共感する点が多々描かれ、感動できる一作でした。
話のテンポもよく、2時間オーバーと思わせない展開。主人公の大泉洋の魅力も素晴らしく、こういう時代劇ならみたいなーと。これから流行る時代劇は仕事人や鬼平等のチャンバラ、捕物系ではなくて庶民話や日常系なのかなと。江戸の風俗にも興味をそそられる作品です。