続・習慣ポテトサイダー

映画・漫画・テレビ・書籍の鑑賞記録を淡々と。

これが由来と今更ながら知りました。『駆け込み女と駆け出し男』ほか3月27日〜4月2日映画・漫画・テレビ鑑賞記録

平日電車の混み具合が気になります。おそらく新入社員の方々や4月からの転職の方々のせいなのでしょうか。しかし数ヶ月先になると元に戻るのが通例。今年はなるべく混み具合が続いて欲しいものです。

4月に入社・転職。のすぐ一ヶ月後にゴールデンウィーク、やっと慣れてきたころに大型連休って新卒の方々には以外ときついのでは。やっと慣れてきた頃に5連休とか。一気に学生気分にタイムスリップ。だりー、行きたくないよー病にかかる人も多いかと。現にそういう人も見てきているし。社会人の第一関門は意外と大型連休なのかもしれません。

新入社員の方頑張ってください!

ってことでボンクラ中年の鑑賞記録です。サクッといきます。

映画

『ボンド・ストリート』

ケニア共和国、ナイロビで暮らす4人のストリートチルドレンの生活を追ったドキュメンタリー。問題となっているのが子供達に蔓延している、接着剤の吸引。シンナーと同じく有機溶剤の吸入でラリった子供達がほとんど。それを起因とするHIVの感染等、行き場のない子供達の現状を写します。接着剤メーカーや、政府にも取材を行いますが、現状の解決策は特にないまま。接着剤吸引問題の撲滅に励む人物や団体もこの作品にはいませんでした。この子達はこのまま救済もされず、見えないものとして葬られる予感も。改善の希望も持つことができず、この先どうなって行くのか。不安になりつつも数日後には僕自身もこの子供達も忘れていることでしょう。いつかこれらが仇となり、己に返ってくるのでしょうか。

『駆け込み男と駆け出し女』

舞台は江戸時代の鎌倉。幕府公認の駆込み寺・東慶寺には離縁を求める女たちがやってくるが、寺に駆け込む前に、御用宿・柏屋で聞き取り調査が行われる。柏屋の居候で戯作者に憧れる駆出しの医者でもある信次郎は、柏屋の主・源兵衛とともに、ワケあり女たちの人生の新たな出発を手助けすることに。

駆込み女と駆出し男 : 作品情報 - 映画.com

今更ながら駆け込み寺の由来を知りました。。。勉強になりました。DV系、浮気系亭主と別れたいでも江戸時代だから色々厳しくて、、ってことでお寺に駆け込む女達と駆け込み寺に居候する口達者な主人公の2年間を描いた作品。僕の時代劇っていうのは戦国時代や侍チャンバラ系だったのですが、この作品は時代劇生活ものというか。江戸時代の生活様式や風俗等も描かれていて新鮮でした。『この世界の片隅に』では、戦時中の日常生活が現代とも地続きになっている点が共感、感動を誘う要素の一つになっていました。この作品も江戸時代の人々と現代人の僕たちとも共感する点が多々描かれ、感動できる一作でした。

話のテンポもよく、2時間オーバーと思わせない展開。主人公の大泉洋の魅力も素晴らしく、こういう時代劇ならみたいなーと。これから流行る時代劇は仕事人や鬼平等のチャンバラ、捕物系ではなくて庶民話や日常系なのかなと。江戸の風俗にも興味をそそられる作品です。

 

 

駆込み女と駆出し男

駆込み女と駆出し男