変態おじいちゃんと生死を賭けたかくれんぼ『ドント・ブリーズ』ほか3月20日〜3月26日映画・漫画・テレビ鑑賞記録
寒い。寒すぎる。いつになったら暖かくなるのでしょうか。故郷の北国をはなれウン十年。こんなに寒さが続く冬は初めてです。単に老いただけかもしれませんが。
悴む指を舐めつつキーを打つ。先週の鑑賞記録です。
映画
『ドント・ブリーズ』
デトロイト。養育放棄の両親から離れ、妹を連れて街を出ることを夢見る少女ロッキー。必要な逃走資金を得るため、ボーイフレンドのマニーと友人のアレックスと共に、地下室に大金を隠し持っているらしい全盲の老人の家に強盗に入る。しかし、老人はどんな音をも聞き逃さない聴覚を持つ上に、腕力があり、人殺しも厭わない危険な男だった!真っ暗にされた家の中でロッキーたちはどんどん追い詰められ…。
とにかくお爺ちゃんが強い!スリル系ホラー。ホラー要素は強くないものの「見つかったら死ぬ!」感が異常に味わえる怖オモ娯楽作品。レンタルでも良いですが、映画館で観たかった作品です。
かくれんぼホラーの代表作は『プレデター』ですが、SFなので現実味はありません(だけど怖い!)。ですが、今回の作品は、それなりに聴覚も腕力鍛えていたら、あんなお爺ちゃんいるかも(多分いない!)。。。と多少現実味があるだけに余計恐怖を感じられる内容になっています。
強盗する方が悪いのですが、それ以上にお爺ちゃんが。。。どっちを応援したくなるのか分からなくなる一本です。ラストの後味の悪さも良く、久々に面白いホラー作品に出会いました。同作とは全く関係ないですが、題名が似ており、しかも大好きな作品をひとつご紹介します。
『仁義なき戦い』
「広島死闘編」「代理戦争」「頂上作戦」
言わずと知れたヤクザ映画の金字塔。Netflixで軽い気持ちで観たのですが、スルスルスル〜っと3本連続で鑑賞。「暇だなー」と言われたらそれまでなのですが、思わず一気に観てしまう魅力が満載です。内容もさることながら、時間は全て1時間40分ほど。飽きも来ません。あっという間に見終えてしまいます。
この映画の魅力は菅原文太をはじめとする男の魅力満載の俳優達の演技と迫力ある広島弁。数々の名セリフを生み、男なら観れば憧れること間違いなしです。
「広島死闘編」が一番のお気に入り。梶芽衣子綺麗だし、北大路欣也カッコよすぎだし、千葉真一暴れすぎだしで何度も観ました。「代理戦争」「頂上作戦」は2度くらいですが、改めて観るとサラリーマンものだなーと。裏切りや派閥争いが激しい組織の中でいかに自分の位置を確保し上手く渡っていくか。渡世とはよく言ったものでヤクザ稼業も楽じゃないなと思う訳です。
食わず嫌いの方にはぜひサラリーマンものとして観るのがオススメです。
それにしても、同作品に出ている俳優さん達はほぼ亡くなっているんですよね。。。寂しいです。 大好きな梶芽衣子作品もひとつご紹介。
漫画
ディザインズ 第2巻
世界観が楽しい作品。こちらは戦闘系フレンズ?
東京喰種 トーキョーグール:re 第10巻
そろそろ佳境に入って来ました。
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ちひろさん 第6巻
こんな素敵な主人公を描ける作者もまた素晴らしいと思います。映画化して欲しいけど、ちひろさんを表現するのは難しいだろうなー。
めしにしましょう
実践したくなる。低温調理に憧れる。
テレビ
山田孝之のカンヌ映画祭
最終回が一番良かった気がする。3Dが気になります。
浦沢直樹の漫勉
今シーズンは「じっくり描く」がテーマなのかな。今回のながやす巧先生はまさにそれ。「じっくり」だけでなく、「完璧に」「正確に」常に完璧を追求する方。その根底にあるものは、「漫画が好き」「描くことが一番の幸せ」。改めて漫画家は凄い、と思った回でした。
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